喘息の症状が出ている場合の病院に行くタイミングについて教えてください。

β2刺激薬の吸入でも改善しない場合や、増悪を繰り返す場合には受診しましょう。

解説

喘息では「息苦しくても数分で治まる軽い発作」と思って放置しがちですが、次のようなときは受診が必要です。

  • ①短時間で呼吸困難や喘鳴が強まり、β2刺激薬を2回吸入しても改善しない
  • ②夜間・早朝の発作が週2回以上続く、または日中活動が制限される
  • ③ピークフロー値が自己最高値の80%未満に低下した
  • ④会話が途切れる、肩で息をする、唇が紫色になるなど重篤な兆候がある

また、症状が軽くても繰り返す場合は、早めに呼吸器・アレルギー専門医に相談し、治療内容を見直すことが悪化防止につながります。

公開日

最終更新日

京都大学医学部附属病院 呼吸器内科

山形 昂 監修

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