妊娠糖尿病で食後2時間の血糖値が下がらないのはなぜですか?
妊娠中のホルモンの影響で、血糖値を下げるインスリンが効きにくくなるためです。インスリンの分泌も追いつかず、血糖値が高いままになります。
妊娠糖尿病で、食後2時間の血糖値が下がりにくくなる主な理由は、妊娠中に胎盤から分泌されるホルモンの影響と、それに伴うインスリンの作用不足です。
インスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)
妊娠すると、赤ちゃんを育てるために胎盤からさまざまなホルモン(ヒト胎盤ラクトゲンなど)が分泌されます。これらのホルモンには、血糖値を下げる唯一のホルモンである「インスリン」の働きを弱めてしまう作用があります。これを「インスリン抵抗性」と呼びます。インスリンが効きにくくなると、食事で摂った糖が血液中から体の細胞へスムーズに取り込まれず、血糖値がなかなか下がらなくなります。
インスリンの分泌が追いつかない
健康な妊婦さんであれば、インスリンが効きにくくなった分、膵臓からインスリンの分泌量を増やして対応します。しかし、妊娠糖尿病の方は、この需要の増加にインスリンの分泌が追いつかない状態にあります。
この2つの要因が重なることで、特に糖質を多く含む食事を摂ったあと、血糖値が上昇したまま高い状態が続き、2時間経っても目標値まで下がりきらないという現象が起こるのです。この状態を管理するために、食事療法や運動療法、必要に応じてインスリン治療が行われます。
妊娠糖尿病について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
妊娠糖尿病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
