夜尿症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

就寝前の水分・アルコール・カフェインの制限、塩分摂取量の調整、下肢のむくみや便秘対策などは大切です。

夜尿症の治療において、生活習慣の改善(行動療法)は、体に負担が少なく、まず最初に行うべき大切な治療です。

日常生活で気をつけるべき主な点は、以下の通りです。

飲食物の調整

  • 就寝前の飲水を控えることが重要です。特に就寝3~4時間前からはアルコールやカフェイン類(コーヒー、紅茶、炭酸飲料など)の摂取を避ける必要があります。
  • 夜間に作られる尿が多いタイプ(夜間多尿)による夜尿症に効果があると考えられます。

塩分摂取の制限

  • 塩分の過剰摂取は夜間多尿の一因となるため、日常の塩分摂取量を制限することが大切です。
  • 夜間に作られる尿が多いタイプ(夜間多尿)による夜尿症に効果があると考えられます。

むくみ対策

  • 足のむくみ(下肢の浮腫)が原因で夜間多尿になっている場合、日中に弾性ストッキングを着用したり、夕方に足を高く上げて休憩したりすることが有効です。これは、日中に下肢にたまった水分を血管内に戻し、尿として排出するのを助けるためです。
  • 夜間に作られる尿が多いタイプ(夜間多尿)による夜尿症に効果があると考えられます。

規則正しい生活

  • 規則正しい食事習慣、特に朝食をとり、毎日一定の時刻に寝起きするなど、睡眠衛生を保つことも重要です。
  • 睡眠に問題がある夜尿症の方に効果があると考えられます。

便秘対策

  • 排便と排尿機能は密接に関わるため、便秘にならないように食事、運動、日中の水分摂取を意識することが大切です。
  • 特にお子さんで便秘が隠れていることもあり、便秘によって膀胱機能に異常をきたすタイプの夜尿症の方に効果があると考えられます。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科

秋元 隆宏 監修

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