無痛性甲状腺炎には初期症状はありますか?
はい、あります。甲状腺ホルモンの過剰分泌による動悸、手の震え、多汗、体重減少などが初期症状として現れることが多いです。
はい、無痛性甲状腺炎には初期症状がありますが、甲状腺自体に痛みがないため、症状の原因が甲状腺にあるとは気づきにくいのが特徴です。
この病気の初期には、甲状腺の組織が一時的に壊れ、蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液中に一気に漏れ出してしまいます。そのため、体は甲状腺ホルモンが過剰な状態(甲状腺機能亢進症のような状態)になり、以下のような初期症状が現れます。
これらの症状は、バセドウ病の症状と非常によく似ています。しかし、無痛性甲状腺炎はバセドウ病とは原因も治療法もまったく異なるため、血液検査や超音波検査などで正確に鑑別診断することが非常に重要です。
これらの初期症状は通常1〜2ヶ月ほど続いたあと、自然に落ち着いていきます。その後、一時的に甲状腺機能が低下する時期を経て、多くは正常な状態へと回復します。症状が軽い場合は、気づかないうちに治っていることもあります。
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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