無痛性甲状腺炎のセルフチェックはできますか?
正確な診断はできませんが、症状から疑うことは可能です。動悸、体重減少、強い倦怠感など、気になる症状があれば専門医に相談しましょう。
無痛性甲状腺炎を、患者さん自身がセルフチェックで正確に診断することはできません。診断には、血液検査で甲状腺ホルモンの値や自己抗体の有無を調べたり、超音波検査で甲状腺の状態を確認したりする必要があるためです。
しかし、ご自身の体調変化に注意を払い、無痛性甲状腺炎の可能性を疑うきっかけとして、症状をセルフチェックすることは非常に有効です。以下の項目に当てはまるものがあれば、一度専門医に相談することを検討してください。
- □ 安静にしていても、心臓のドキドキ(動悸)が気になる。
- □ 以前より暑がりになり、汗をかきやすくなった。
- □ しっかり食べているのに、体重が減ってきた。
- □ 手の指が細かく震えることがある。
- □ 理由なくイライラしたり、気持ちが落ち着かなかったりする。
- □ 体がひどくだるく、強い倦怠感が続く。
- □ 顔や手足がむくんでいる気がする。
- □ 寒がりになった。
特に、出産後1年以内の女性にこれらの症状が見られる場合は、「産後甲状腺炎」の可能性も考えられます。
これらのセルフチェックはあくまで目安です。無痛性甲状腺炎はバセドウ病と症状が似ていますが、治療法が異なるため、自己判断はせず、必ず内分泌内科や甲状腺内科を受診して正確な診断を受けることが重要です。
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(参考文献)
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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