染色体異常ではどのような症状がありますか?
染色体異常では、発達の遅れや体の特徴、臓器異常などがみられますが、個人差が大きいです。
染色体異常では、発達の遅れ、体の特徴、臓器の異常など、さまざまな症状が現れることがあります。染色体異常の症状は多様ですが、主に発達の遅れや体の特徴、複数の臓器の異常がみられます。
発達面では、運動(座る・歩く)や言葉の遅れ、知的発達の遅れ(学習がゆっくり)に加え、多動(落ち着きがない)や自閉スペクトラム様の特徴(対人関係の特性)など行動面の問題がみられることもあります。
身体面では、顔立ちの特徴(目の形や鼻の低さなど)や低身長、手足の形の違いがみられます。臓器では心臓病(心臓の構造異常)をはじめ、脳、消化管、腎臓などに先天異常を伴うことがあります。
代表例としてダウン症候群では筋緊張低下(体の力が弱い)、心疾患、白血病や認知症のリスク増加があり、ターナー症候群では低身長や無月経(生理が来ない)、クラインフェルター症候群では男性ホルモン低下や不妊がみられます。重症例(例:18・13トリソミー)では生命予後に関わる場合もあります。一方で軽症やモザイクでは目立たず、後に気づかれることもあります。
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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