ニコチン依存症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか？

禁煙外来を受診せず、ご自身でニコチンパッチやニコチンガムを使用している場合も、禁煙外来を受診して取り組む方が成功率が上がります。ぜひ受診を検討してください。

禁煙外来では、ニコチンパッチ（ニコチネルTTSⓇ）、ニコチンガム（ニコチネルガムⓇなど）、バレニクリン（チャンピックスⓇ）などを用いた薬物治療とともに、定期的な禁煙状況の把握や問題点の見直し、専門家からのアドバイスを受け、行動療法などを組み合わせた治療を行います。
また、条件があえば禁煙治療用アプリやCOチェッカー（自分で吐く息の中の一酸化炭素濃度を測って喫煙状況をモニタリングできる器械）を保険診療で使用することができ、禁煙日誌をつけたり、タバコを吸いたくなった際の対処法などを知ることもできます。

禁煙開始日に禁煙できなかった、禁煙後にタバコを吸ってしまったなど、薬を使用してもうまくいかない場合、治療中の面談やアプリの状況を見ながら個人に合った対策を考えましょう。