小児喘息(重症)の場合、主にどのような治療をしますか?

吸入コルチコステロイドなどを用い、喘息発作(急性増悪)を起こさないような予防的長期管理が行われます。

解説

喘息の薬には、喘息発作を起こさないように予防する長期管理薬と、急性増悪(発作)のときに使う薬があります。

特に長期管理薬に重きが置かれ、気道の炎症を軽減することで、症状をコントロールし改善する吸入コルチコステロイドがその要となっています。

また、以下のような他の長期管理薬が併用される場合もあります。

  • 長時間作用型β刺激薬
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬
  • テオフィリン徐放製剤
  • 経口コルチコステロイド薬

喘息のコントロール状態や、悪化原因の有無によって、治療のステップ(強度)を上下し、普段の症状や発作のない良好な状態を保つことを目指します。

気管支拡張薬(短時間作用型β刺激薬)は、喘息のコントロール状態が一時的に悪くなったとき(急性増悪、喘息発作)に使用します。

これを長期間使用しなければならないような場合には、治療のステップアップが必要です。

最も強い治療(ステップ4)を行っても症状が消えない6歳以上のお子さんには、皮膚の下に注射するタイプの生物学的製剤もありますが、お子さんの状態や検査結果によっては使えない場合もあり、子どもの喘息に詳しい医師のもとで治療を受けることが推奨されます。

また小児喘息の管理には、上記の薬物療法に加えて、きっかけを特定して回避すること、症状を悪化させる可能性のある呼吸器感染症を予防するために、適切な予防接種を受けること等が含まれます。

公開日

最終更新日

宮城県立こども病院 小児科

谷河 翠 監修

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