共働きで小児喘息(重症)の子供のケアはどうすれば良いですか?
保護者が多忙な中でも服薬や環境整備を継続する自信を持つことが重要です。
お子さんの喘息を管理する保護者の方々が「どれだけ自信を持って行動できるか」を測る質問票(セルフ・エフィカシー尺度)には、忙しい中でも喘息のケアを続けるためのヒントが含まれています。
例えば、以下のような項目が挙げられています。
- 仕事や家事が忙しくても、お子さんに薬を飲ませることを忘れない。
- 飲み薬や吸入薬を毎日続ける。
- 多忙な中でも、寝具対策や室内の掃除といった環境整備を行う。
- 薬の副作用が心配でも、長期にわたって服薬を続ける。
- 受診日とご自身の予定をうまく調整する。
- 診察の際に、お子さんの状態や症状について医師にしっかり伝える。
これらの項目から、忙しい中でも計画的に服薬や環境整備を行い、医療者と密に連携を取ることが、喘息管理において重要であるとわかります。
ご家庭の状況に合わせて、これらの行動を継続できるような工夫やサポート体制を考えることが大切です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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