小児喘息(重症)は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
吸入ステロイドによる急性増悪予防が治療の中心です。副作用として口腔カンジダ症や声枯れがあります。
小児喘息(重症)の治療に使用される薬剤とその副作用には以下のものがあります。いずれも気管支の炎症を抑えたり、気管支を拡張したりする作用があります。
【長期管理薬】
吸入ステロイド薬(ICS)
- 副作用:口腔カンジダ症、嗄声(声がかすれること)など
長時間作用型β刺激薬(LABA)
ロイコトリエン受容体拮抗薬
生物学的製剤
- 副作用:頭痛、注射部位の痛みや発赤、感染症のリスク増加
各薬剤の適用の条件があるので注意しましょう。
【急性増悪(発作)時薬】
短時間作用型β刺激薬(SABA)
- 副作用:頻脈、吐き気、震えなど
イプラトロピウム
- 副作用:口渇感、咽頭刺激感など
経口および静脈内コルチコステロイド
- 副作用:気分のむら、イライラ、過活動など
喘息のコントロール状態や悪化原因の有無によって、治療のステップ(強度)を上げたり下げたりして、発作のない良好な状態を保つことが目的です。治療選択については医師の指示に従いましょう。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
T.W. Guilbert, et al. J Allergy Clin Immunol Pract. 2014,02(05),489-500.
一般社団法人日本アレルギー学会.アレルギーを知ろう/Q&A.一般社団法人日本アレルギー学会,https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_qa/index.php?content_id=2(参照 2025-03-28)
日本小児アレルギー学会.“小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2023Web版”.日本小児アレルギー学会.https://www.jspaci.jp/assets/documents/jpgl2023_web.pdf,(参照 2025-03-28).
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