小児喘息(重症)の発作が出やすい時期について教えてください。
小児喘息の症状は、感冒(かぜ)や季節の変わり目などに悪化することがあります。
小児喘息の症状が悪化しやすい時期については、長期的な管理の中で、一時的に症状のコントロールが悪くなる場合があるとされています。
具体的には、次のような状況が挙げられます。
- 感冒(かぜ)をひいたとき
- 季節性の変動(季節の変わり目など)があったとき
このような時には、一時的な症状の悪化(発作のような状態)が認められることがあります。
例えば、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)や息を吐く時間が長くなる(呼気延長)といった、はっきりとした発作ではないものの、運動後や泣いた後、起床時などに一時的な咳が出たり、夜間に目が覚めるほどではないが咳き込んだりすることがあります。
このような一時的な症状の悪化に対しては、一時的に追加の治療を行うことが考慮されます。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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