「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」とはどのような病気ですか?
悪性リンパ腫のひとつで、白血球のうちBリンパ球ががん化したものです。
公開日:
最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の原因は何がありますか?
原因は分かってはいません。遺伝やウイルス感染、環境要因が考えられています。加齢や免疫系の障害の関与も考えられています。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫ではどのような症状がありますか?
増大するリンパ節の腫れが最も一般的です。また、「B症状」と呼ばれる、発熱・夜間の汗・体重の減少が現れることもあります。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫には初期症状はありますか?
首、脇の下、脚の付け根に痛みを伴わない腫れ、しこりができることが一般的です。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合、主にどのような治療をしますか?
抗がん剤治療(主にR-CHOP療法)、大量化学療法と造血細胞移植、CAR-T細胞療法などが用いられます。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
血液内科を受診しましょう。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
リツキシマブ(リツキサンⓇ)、シクロホスファミド(エンドキサンⓇ)、ドキソルビシン(アドリアシンⓇ)、ビンクリスチン(オンコビンⓇ)、プレドニゾロン(プレドニンⓇ)などがあり、これらに伴う副作用が存在します。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
別の抗がん剤治療(サルベージ治療)、大量抗がん剤投与と自家移植または同種移植、CAR-T細胞療法などの治療が選択肢に挙げられます。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
感染対策や健康な食生活、運動、休息、精神的サポートなどが重要です。
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