胆道閉鎖症には初期症状はありますか?
長く続く黄疸や白色便が胆道閉鎖症の代表的な初期症状です。
胆道閉鎖症の初期症状として、長く続く黄疸(皮膚や白目が黄色くなる状態)や白色便(白っぽい便)がみられることがあります。
胆道閉鎖症は、胆管(胆汁という脂肪の消化を助ける液を流す管)が閉塞して胆汁が腸へ流れなくなる乳児の病気です。多くの場合、出生直後は元気に見えますが、生後数週のうちに症状が現れてきます。最も重要な初期症状は黄疸が長く続くことです。通常の生理的黄疸(新生児に一時的にみられる黄疸)は生後2週間ほどで改善しますが、胆道閉鎖症では生後2~3週間以降も続く黄疸がみられます。
胆汁の色素(便の色をつける成分)が腸へ届かないため、白色便(白色や灰白色の便)が現れることも大きな特徴です。また、本来胆汁として腸へ排泄される抱合ビリルビン(胆汁色素)が血液中に増え、尿中に排泄されるため、濃色尿(濃い黄色や茶色の尿)がみられることがあります。
症状は多くの場合、生後2~6週頃(遅くても8週頃まで)に目立つようになります。初期には赤ちゃんの元気さや哺乳(ミルクや母乳を飲むこと)は保たれていることも多いため、見逃されることがあります。しかし、胆汁が肝臓にたまり続けると肝障害(肝臓が傷つくこと)が進行するため、早期発見が重要です。
胆道閉鎖症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
日本胆道閉鎖症研究会. 胆道閉鎖症診療ガイドライン 第2版. へるす出版. 2024
Fawaz R, Baumann U, et al. Guideline for the Evaluation of Cholestatic Jaundice in Infants: Joint Recommendations of the North American Society for Pediatric Gastroenterology, Hepatology, and Nutrition and the European Society for Pediatric Gastroenterology, Hepatology, and Nutrition. J Pediatr Gastroenterol Nutr. 2017, 64, 154-168.
Burns J, Davenport M. Adjuvant treatments for biliary atresia. Transl Pediatr. 2020, 9, 253-265.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
胆道閉鎖症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです