シーハン症候群の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
感染症や手術、ケガなどストレス時に副腎皮質ホルモンの補充を増やす必要があります。各ホルモンの欠乏による症状の変化に注意しましょう。
感染・手術・外傷・発熱などのストレス時に副腎クリーゼを起こす可能性があります。
副腎皮質ホルモンの補充量を一時的に増やす必要があります。
ステロイドカードなどの医療情報カードを携帯するようにし、ひどい風邪症状がある時など、重い病気の時は医療機関に相談しましょう。
脱水や食事が摂れない時、下痢・嘔吐がある時に低ナトリウム血症や低血糖が悪化する可能性があります。
進行すると意識障害を起こすことがあるため、このような場合は病院を受診しましょう。
緊急性はありませんが、成長ホルモンや性ホルモンの欠乏により肥満・脂質異常症・骨粗鬆症のリスクが高くなります。
バランスの良い食事と定期的な運動を心がけましょう。
妊娠を希望する場合、患者さんの中には残存する性機能により自然妊娠される方もいらっしゃいますが、多くの方は排卵誘発や性ホルモンの補充が必要です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
Halit Diri et al.“Sheehan's syndrome: new insights into an old disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26323346/,(参照 2025-07-01).
Zuleyha Karaca et al.“Sheehan syndrome: a current approach to a dormant disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39863703/,(参照 2025-07-01).
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