びまん性大細胞型B細胞リンパ腫には初期症状はありますか?
首、脇の下、脚の付け根に痛みを伴わない腫れ、しこりができることが一般的です。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の初期症状はしばしば非特異的(特徴的でなく、他の病気でも見られること)であり、早期の場合は病気が見過ごされがちです。
以下のような症状が知られています。
無痛性のリンパ節腫脹
特に首、脇の下、鼠径部(脚の付け根の部分)に位置するリンパ節が腫れることが多く見られます。この腫れは固く、触っても動きにくい特徴があります。
初期段階では、このリンパ節の腫れ以外に自覚症状がないことも少なくありません。
軽度の発熱、疲労感、夜間の発汗など
これらの症状は他の病気においてもよく見られる症状であることから、DLBCLの診断が遅れる原因にもなります。
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最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
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