血友病の血液製剤における薬害エイズ事件について教えてください。
非加熱の血液製剤にHIVが含まれていたことで、血友病患者さんにHIV感染やエイズ発症が多数起こったという事件です。
血友病では、出血した場合の治療として、血液中に不足する凝固因子を補充するために血液製剤(献血から製造する医薬品)を用います。
一方で、エイズ(後天性免疫不全症候群)とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスの感染により免疫不全を引き起こす病気で、HIVは主に血液や精液・腟分泌液を介して感染します。
1970年代後半、濃縮凝固因子製剤という血液製剤が登場し、日本でも承認され、多く使用されるようになりました。
しかし、この血液製剤は加熱処理によるウイルスの不活性化を行っていなかったために、活性のあるHIVの混入があり、1980年前半、血液製剤を投与された血友病患者さんの中でHIV感染者やエイズ患者さんが多数発生したという事件です。
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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