重症喘息ではどのような症状がありますか？
気道が狭くなることにより、咳や痰が出たり、息苦しくなったりします。
気管支喘息（喘息）は、気道に炎症が続き、さまざまな刺激により発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。
気道が狭くなることにより、咳や痰が出たり、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴って息苦しくなったりする症状が出ます。多くの場合は吸入ステロイド薬を適切に使用することで症状なく過ごすことができます。
一方で、重症喘息は、症状を抑えるために高用量の吸入ステロイド薬や全身性ステロイド薬（内服や注射のステロイド薬）、生物学的製剤（抗体製剤、注射薬）などの治療薬が必要な喘息、または、これらの治療を行っても症状のコントロール不良な喘息のことです。
つまり、重症喘息では上に挙げたような症状が起きやすく、薬の治療をしても改善しにくい場合があります。
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最終更新日：
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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