重症喘息が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
呼吸器内科やアレルギー科、近くにない場合は内科を受診してください。
通常、気管支喘息の治療を行っている専門の科は呼吸器内科やアレルギー科ですので、喘息が疑われる場合はそれらを受診しましょう。
近くに呼吸器内科やアレルギー科がない場合や、ご自身の症状が気管支喘息かどうかわからない場合は内科を受診しても構いません。なるべく重症化する前に受診して、治療を開始するようにしましょう。
もしも発作の症状が出て、吸入薬などの対応ができず息苦しい場合は、救急外来の受診や救急車を呼ぶことも考えてください。
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最終更新日:
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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重症喘息
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「重症喘息」とはどのような病気ですか?
喘息症状を抑えるために高用量のステロイドなど、複数の薬が必要な難治性の喘息のことです。
重症喘息の原因は何がありますか?
喘息が重症化する要因としては、高齢、肥満、非アトピー型であることなどがあります。
重症喘息ではどのような症状がありますか?
気道が狭くなることにより、咳や痰が出たり、息苦しくなったりします。
重症喘息には初期症状はありますか?
咳や痰が出たり、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴って息苦しくなったりする気管支喘息の症状が出ます。
重症喘息の場合、主にどのような治療をしますか?
吸入薬や内服薬の増量、生物学的製剤の使用など、通常の喘息よりも薬物治療を強化します。
重症喘息が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
咳・痰、喘鳴、息苦しさなど気管支喘息が疑われる症状がある場合は、なるべく早く受診してください。
重症喘息のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
重症喘息は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
予防治療薬には吸入ステロイド薬、発作治療薬には吸入β2刺激薬を主に使用します。
重症喘息で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
専門科での診察を受けてください。発作で薬が効かず息苦しさが続く場合には救急外来を受診してください。
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