重症喘息の診断基準について教えてください。
重症喘息(難治性喘息)の診断基準を以下に示します。
重症喘息(難治性喘息)は、以下の要素を満たす場合に診断されることが多いです。
(※)コントロールに高用量の吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作用性β2刺激薬(LABA)に加え、必要に応じて、
- ロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)
- テオフィリン徐放製剤(SRT)
- 長時間作用性抗コリン薬(LAMA)
- 経口ステロイド薬(OCS)
- 抗IgE抗体
- 抗IL-5/IL-5Rα抗体などの生物学的製剤
の投与を要する、または、これらの治療でもコントロールが不良な状態。
※コントロールを不良にさせる因子に十分対応するにもかかわらず、なおコントロール不良であるか、治療を減少させると悪化する状態
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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