子供が血友病と診断されましたが、凝固因子の定期補充療法はいつから始めるべきでしょうか?
凝固因子の定期補充療法を始める時期は、患者さんの出血状況などに応じて判断されます。
血友病の方での血液凝固因子の定期的な補充は、出血を抑える効果等が期待できることから、特に重症の方では積極的な開始がすすめられています。
具体的には、重症の血友病の方では2歳未満、または最初の関節出血後に開始して、長期間行うことが提案されています。
しかし、患者さんによっては出血頻度が異なり、重症度にはバラつきがあるため、年齢だけではなく、出血頻度などにより、開始するかどうかが判断されます。
そのため、個別のケースについては主治医にご相談の上、ご判断ください。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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