息苦しさの原因として、過呼吸の可能性はありますか?

パニック障害や不安、緊張などによる過呼吸で息苦しさを感じる場合もあります。

解説

精神的な不安や緊張などがきっかけとなって息苦しさが起こる場合、過換気症候群(過呼吸)の可能性があります。
呼吸が早くなりすぎてしまうことで、息がうまく吸えないように感じたり、手足がしびれたりといった症状が起こります。
多くは30分~60分程で自然に症状は改善します。
過呼吸は、息苦しさの原因となることも多い疾患ですが、命に関わることはありません。

公開日

最終更新日

おだかクリニック 循環器内科 副院長

小鷹 悠二 監修

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呼吸困難と心房頻拍、再検査や精神科受診の必要性について教えてください。

ここ数ヶ月、息苦しさに悩まされています。 数ヶ月前に初めて激しい動悸を経験し、救急外来を受診しました。その後は月に1~2度の頻度で息苦しさを感じています。動悸を伴う場合と伴わない場合があります。循環器内科を受診し、心電図検査で心房頻拍と診断されました。 またそれからしばらくして、ほぼ毎日息苦しさを感じるようになりました。特に朝、夜、食後、運動時に強く感じます。以前は毎日運動していましたが、今は軽い運動でも息苦しさを感じてできません。この期間に動悸はありません。37.5度程度の微熱も時々あり、半日程度で下がります。発熱時にだるさを感じることはありますが、それ以外の症状はありません。発熱時に動悸を感じたことが3度ほどあります。 最近は、毎日胸の辺りに鈍い違和感があります。場所はピンポイントで、痛みではありません。横になった時など、安静時に常に感じます。水を飲むと喉に違和感を感じるようになりました。 これまでに循環器内科、呼吸器内科を受診し、様々な検査を受けてきました。 - 循環器内科: ホルター心電図検査を2度、レントゲン検査、心エコー検査、血液検査を実施。息苦しさを感じるタイミングと心電図に関連性は見られませんでした。発熱と心房頻拍の関連性についても不明とのことでした。息苦しさは過換気症候群の可能性が高いとのことで、頓服薬を処方されました。1週間ほど、息苦しい時に服用して改善していますが、薬の効果か時間経過によるものか、判断がつきません。 - 呼吸器内科: レントゲン検査、気道抵抗性試験、呼吸機能検査を実施。検査結果が少し正常値から外れていたため、喘息の疑いがあるとのことで吸入薬を処方されました。2週間使用しましたが、症状に変化はありませんでした。 両方の診療科で検査結果を共有していますが、現時点では明確な原因は特定されていません。循環器内科の医師からは、精神的なものが原因となっている可能性も考えられるため、精神科への受診を勧められています。 息苦しさの原因が他にないか、セカンドオピニオンや再検査を受けた方が良いのか、それとも精神科を受診して様子を見た方が良いのか、アドバイスをいただけないでしょうか。大変不安に感じています。

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20代 / 男性

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