LOH症候群の治療薬の効果が感じられない場合、どうすればよいですか?
効果が出るまでの期間を確認し、診断の再点検や他の病気(睡眠時無呼吸、うつ等)の影響を評価します。
治療の効果が感じられない場合、まずは「効果が現れるまでの時間」を正しく知ることが大切です。性欲や気分の変化は数週間から数ヶ月で現れ始めますが、筋肉量や体脂肪の変化には半年以上の時間がかかることもあります。焦らずに、どの症状がいつ頃変わるべきかを確認しましょう。
次に検討すべきは「本当にお薬が足りているか」です。男性ホルモン(テストステロン)の吸収には個人差があるため、治療中の血液検査で数値が十分に目標値まで上がっているかを主治医と確認してください。お薬の種類や量、使うタイミングを調整することで、効果が実感できることもあります。
さらに重要なのが「他の病気が隠れていないか」という点です。強い疲れや気力の低下は、LOH症候群だけでなく、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、甲状腺の病気、あるいは糖尿病などの生活習慣病でも起こります。これらが原因の場合、ホルモンだけを補っても体感はよくなりません。また、ストレスや過労、使っている他の薬剤が影響していることもあります。
「効かない」と自己判断でお薬をやめたり増やしたりせず、まずは主治医に「今の数値をどう評価するか」「他の原因の可能性はないか」を相談し、治療プランを再設計することが、改善への一番の近道となります。
- 男性ホルモンクリーム剤:本薬剤はテストステロンを経皮的に補充する軟膏製剤であり、(中略)1 回 3g(テストステロン 3mg 相当)を陰囊部、顎下部、腹部などの皮膚に 1 日 1 〜 2 回塗布する。
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(参考文献)
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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