呼吸機能検査のNO(呼気一酸化窒素)とは何ですか?
息を吐いた際に含まれる一酸化窒素の濃度です。
呼吸機能検査のNO(呼気一酸化窒素)とは、息を吐いた際に含まれる一酸化窒素の濃度を測定し、気道に炎症があるかどうかを調べる検査項目です。特に気管支喘息では、気道の慢性的な炎症によってNOの値が高くなり、診断に使われることがあります。
呼気NO検査は体に負担の少ない方法で、専用の装置に一定の速さで息を吹き込むだけで簡単に測定できます。通常、健康な人の呼気NO値は低いですが、喘息やアレルギー性気道炎症のある人では高値を示すことが特徴です。
また、治療方針の見直しや薬剤の効果確認にも有用であり、患者さんごとにオーダーメイドの治療を行う指標ともなります。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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