お腹にしこりや固く出っ張っている部分がある

監修医師吉岡 藍子消化器内科

更新日
2026/10/27
公開日
2021/01/18

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概要

お腹にしこりがあるとは、お腹の中の臓器にできる腫瘍や臓器自体が膨れたり、硬くなっている場合があります。子宮筋腫では下腹部に硬い腫瘤が触れ月経量の増加を伴い、卵巣嚢腫では骨盤内の腫瘤が大きくなると腹部から触知されます。大腸がんや肝臓がんでも腹部腫瘤として発見されることがあるため、お腹にしこりを感じた場合は消化器内科や婦人科での画像検査を検討してください。

お腹にしこりとは

「お腹にしこり」とはどのような症状ですか?

お腹の皮膚の下に、触れるとわかる固まりや腫れがある状態です。

皮膚や内臓にできた塊や腫れに触れることで「しこり」と自覚します。「できもの」「腫れ」「コブ」などと表現されることもあります。

しこりの数、大きさ、硬さ、動くかどうか、痛みがあるかどうかなどの特徴は、しこりの原因によってさまざまです。

お腹のしこりの原因は、お腹の中(内臓や大動脈など)か、お腹の外(皮膚や脂肪など)に大別されます。

具体的には、粉瘤(皮膚の下にできる袋状の腫瘍)、脂肪腫(脂肪のかたまり)、便秘のような良性疾患から、胃がん、大腸がん、肝臓がんなどの悪性腫瘍まで幅広いです。

気になるしこりを見つけたときは、病院を受診しましょう。

さらに詳しく:「お腹にしこり」とはどのような症状ですか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「お腹にしこり」を知る

お腹にしこりの原因

女性の下腹部にしこりがある場合、どのような原因が考えられますか?

便秘、粉瘤、脂肪腫、鼠径ヘルニア、子宮筋腫、卵巣腫瘍などの原因が考えられます。

女性の下腹部にしこりがある場合、皮膚・消化器・婦人科の病気など、複数の原因が考えられます。

男性と同様に、しこりが皮膚から浅い部位にある場合は、皮膚・脂肪・筋肉などの病気が考えられます。

例えば、皮膚の下にできる粉瘤、脂肪細胞からなる脂肪腫などがあります。

女性は男性よりも便秘になる比率が高く、便がたまることで下腹部のしこりとして自覚することがあります。

足の付け根の膨らみが大きくなったり小さくなったりする場合は、鼠経ヘルニア(脱腸)の可能性があります。

女性の方が男性よりも緊急手術となる割合が高いため、注意が必要です。

女性特有の病気としては、子宮筋腫、卵巣腫瘍などの病気があります。

良性・悪性を問わず、ある程度以上の大きさになると下腹部のしこりとして自覚することがあります。

下腹部のしこりの原因を自己判断することは難しいので、病院を受診しましょう。

さらに詳しく:女性の下腹部にしこりがある場合、どのような原因が考えられますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科

下腹部にしこりがある場合、どのような原因が考えられますか?

便秘、粉瘤、脂肪腫、鼠径ヘルニアなどの原因が考えられます。

下腹部のしこりには、良性・悪性を含め様々な原因があります。

しこりが皮膚から浅い部位にある場合は、皮膚・脂肪・筋肉などの病気が考えられます。

例えば、皮膚の下にできる粉瘤、脂肪細胞からなる脂肪腫、筋肉・脂肪・神経などに発生するデスモイド腫瘍などがあります。

便秘で便がたまると、下腹部のしこりとして自覚することがあります。

足の付け根の膨らみが大きくなったり小さくなったりする場合は、鼠経ヘルニア(脱腸)の可能性があります。

女性の場合は、子宮筋腫、卵巣腫瘍など、女性特有の病気が原因の可能性があります。

さらに詳しく:下腹部にしこりがある場合、どのような原因が考えられますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科

お腹にしこりの原因や考えられる病気には何がありますか?

お腹にしこりがある場合、皮膚や脂肪の病気から内臓のがんまで、さまざまな原因が考えられます。

お腹にしこりが触れる場合、良性から悪性までさまざまな原因が考えられます。

しこりがある部位によって、以下のような原因が考えられます。

皮膚・脂肪・筋肉の病気

内臓の病気

がん以外の病気

  • 便秘
  • ヘルニア
  • 肝炎
  • 胆嚢炎
  • 肝嚢胞
  • 腎嚢胞

血管の病気

女性の病気


しこりの原因を調べるためには、病院で検査を受ける必要があります。

病院では、必要に応じて超音波検査、CT検査、MRI検査、内視鏡検査などを行います。

さらに詳しく:お腹にしこりの原因や考えられる病気には何がありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「お腹にしこり」を知る

受診の目安・何科を受診するべきか

お腹にしこりの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

しこりが浅い場合は皮膚科を、深い場合は内科を受診しましょう。しこりが消えない場合は受診しましょう。

お腹のしこりの原因によって、専門科が異なります。

しこりがお腹の表面にある場合は、皮膚科または形成外科を受診しましょう。

しこりがお腹の深い位置にある場合は、まずは内科を受診して相談しましょう。

特に、以下の症状がある場合は、早めに受診してください。

  • しこりが硬い
  • しこりが大きい
  • しこりを触ると痛い
  • しこりが大きくなる速度が速い
  • 発熱、吐き気、食欲低下、体重減少などの症状がある

また、上記の症状がなくても数週間以上しこりが消えない、しこりがあって心配という場合、病院を受診しましょう。

さらに詳しく:お腹にしこりの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
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お腹にしこりの治療

お腹にしこりの治療や予防方法には何がありますか?

しこりの原因によって、治療法や予防法は異なります。

しこりの原因によって、治療法や予防法は大きく異なります。

粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍の場合、小さくて症状がなければ、経過観察となることがあります。

しかし、腫瘍が大きい場合や痛みを伴う場合は、手術で摘出することがあります。

胃がんや大腸がんなどの悪性腫瘍の場合、がんのステージや全身状態に応じて、手術や薬物療法を行います。

治療後は、再発がないか定期的に検査を受けることが多いです。

大動脈瘤の場合、小さいうちは血圧の管理などの内科的治療を行い、大きくなったら手術やカテーテル治療を行います。

治療後は定期的に画像検査を行い、再発しないよう血圧を管理します。

また、糖尿病や脂質異常症を合併している場合は、それらの病気の治療も行います。

お腹のしこりの原因について詳しく知りたい方は、以下の項目をご確認ください。「お腹にしこりがある場合の原因や考えられる病気には何がありますか?」

さらに詳しく:お腹にしこりの治療や予防方法には何がありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
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お腹にしこりについて、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「お腹にしこりや固く出っ張っている部分がある」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • 関節が痛みますか?
  • お腹の痛みがありますか?
  • 吐き気や嘔吐がありますか?

お腹にしこりに関連する病気としては次のような病気があります

中でも次の病気はすぐに受診が必要です。

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この記事の監修医師

監修医師 吉岡 藍子

吉岡 藍子

消化器内科・内科

消化器内科医の吉岡藍子と申します。 これまで大学病院や市中病院、健診センターでの内視鏡業務などを通して、消化器領域を幅広く経験してまいりました。 診療の現場では、専門的な用語や複雑な病状の説明に、患者様が戸惑いや不安を感じる場面に何度も出会いました。医療機関で提供される膨大な情報を前に、混乱されてしまう方も少なくありません。そこで、ご自身の病気や体、そして健康について、一人でも多くの方が正しく理解できる環境を作りたいという想いから、ユビーの活動に参加させていただいております。皆様が正しい医学知識に普段から触れ、安心してご自身の健康と向き合えるよう、分かりやすい情報提供に努めてまいります。 【経歴】 新潟大学医学部卒。 新潟県内外の市中病院、大学病院で勤務。 新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野にて博士取得。 2022年からユビーに入社し、横浜市で健診内視鏡診療を兼務。

更新日
2026/10/27
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2021/01/18