肝不全には初期症状はありますか?
初期はだるさや食欲低下など、はっきりしない症状が多いです。
肝不全の初期症状は、だるさ、食欲低下など、はっきりしない症状が多いです。肝不全とは、肝臓の機能が非常に低下し、さまざまな症状が起こる状態です。
肝臓には予備力といって、機能にある程度余裕があるため、多少肝臓の機能が下がっても、すぐに症状が出るわけではありません。そのため、「症状がないから大丈夫」とは言い切れません。気づかない間に肝臓の機能低下が進んでいる可能性があるためです。
黄疸、足のむくみ、お腹の張り、眠気やぼんやりする感じといった肝不全の症状が出てきた場合は、すでに肝臓の働きがかなり低下している可能性があります。
急性肝不全では、急に黄疸や意識障害が出ることがあります。慢性肝不全では、以前から肝硬変や肝炎を指摘されていて、感染や飲酒をきっかけに悪化することがあります。初期の段階では意識障害がわかりづらく、本人より家族が、反応が遅い、性格が変わったなどと感じ、気づかれることもあります。
健診で肝機能異常を指摘された場合や、尿が濃い、白目が黄色いなどに気づいた場合は、早めに血液検査を受けることをおすすめします。早期発見には、症状だけでなく健診結果や過去の肝機能の変化を見ることが役立ちます。以前の検査票があれば持参しましょう。心配な変化は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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