肝不全ではどのような症状がありますか?
黄疸、倦怠感、意識障害などが起こります。
肝不全では、黄疸、倦怠感、意識障害などが起こります。黄疸とは、胆汁の成分が血液の中に入り込み、皮膚や白目が黄色くなる症状です。そのほかに、非常に強いだるさ、食欲低下も起こります。肝臓の機能が落ちると血液中のたんぱく質が減ってしまい、結果として足のむくみや、お腹に水がたまる腹水が出ることもあります。
血を固める成分が不足すると、鼻血、歯ぐきからの出血などが起こりやすくなります。肝臓の機能が落ちることでアンモニアなどの物質を処理しにくくなると、肝性脳症といって、眠気、会話がかみ合わない、手がふるえる、意識障害などの症状が出ることがあります。
症状の組み合わせは人によって違い、むくみが目立つ人もいれば、意識の変化で気づかれる人もいます。発熱や腹痛がある場合は感染や胆道の病気、黒色便がある場合は消化管出血も考えます。軽いだるさだけで始まることもあるため、肝臓の病気を指摘されている人は、普段と違う症状を早めに相談しましょう。
症状が軽く見えても、血液の固まりにくさや腎機能悪化が隠れている場合があります。迷うときは検査で確認するのが安全です。心配な変化は、早めに医療機関へ相談しましょう。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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