肝不全の場合、主にどのような治療をしますか?
原因治療と、合併症への対応が主になります。
肝不全の治療は、まず原因をできるだけ早く見つけて取り除くことから始まります。ウイルス性肝炎では抗ウイルス薬、自己免疫性肝炎では免疫を抑える治療、薬剤性肝障害では原因薬の中止、アルコール性肝障害では禁酒を行います。
同時に、合併症に対する対応も必要です。出血、感染、肝性脳症、腹水などを治療します。慢性肝不全では、腹水に対する塩分制限や利尿薬、肝性脳症に対する薬物治療、食道胃静脈瘤の治療などを組み合わせます。
急性肝不全では、短時間で命に関わることがあるため、集中治療室での管理や肝移植施設への相談が必要になる場合があります。必要に応じ入院し、点滴、輸血、内視鏡、腹水を抜く処置などが必要なこともあります。治療方針は原因、重症度、年齢、合併症の有無などで大きく変わります。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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