肝不全の末期症状にはどのようなものがありますか?
黄疸、腹水、意識障害、出血などがみられます。
肝不全が進行した状態では、肝臓の機能低下に加えて、他の臓器にも影響が出ます。黄疸(皮膚が黄色くなること)、腹水、筋肉がやせる、出血しやすい、吐血などがみられることがあります。肝性脳症が進むと、会話が合わない、強い眠気、昏睡といった症状が起こる場合があります。腎臓の働きが落ちて尿が少なくなる、感染を起こしやすい、呼吸が苦しいといった症状も重要です。
腹水を抜く処置、感染治療、便通調整、出血治療で、苦痛が和らぐ場合もあります。症状を「もう仕方ない」と決めつけず、主治医に相談することが大切です。
一方で、治療の目標が延命、症状緩和、在宅療養のどれを重視するかは患者さんによって異なります。本人や家族の希望を含め、早めに医療者と話し合いましょう。強い苦痛がある場合は、肝臓の治療と同時に緩和ケアで症状を軽くすることも大切です。早めの相談は治療をあきらめることではありません。心配な変化は、早めに医療機関へ相談しましょう。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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