癌性胸水で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬物療法以外に、胸水を抜く処置や胸膜癒着術など、さまざまな治療法が検討されます。
癌性胸水の治療は、薬物療法だけでなく、胸水を物理的に除去したり、再貯留を防いだりする治療法が中心となります。そのため、仮に薬が期待通りの効果を示さなかったとしても、あきらめる必要はありません。
以下のような治療法が検討されます。
- 胸腔穿刺:一時的に胸水を抜いて症状を和らげる方法です。
- 胸腔内カテーテル留置:管を留置して持続的に胸水を排出することで、長期的な症状のコントロールが期待できます。
- 胸膜癒着術:胸膜を癒着させることで胸水の再貯留を防ぎ、管の抜去を目指す治療です。
これらの治療法は、患者さんの全身状態や胸水の量、症状の程度によって選択されます。薬が効かないと感じた場合は、主治医とよく相談し、他の治療法について検討することが重要です。


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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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