癌性胸水の末期症状はどのようなものがありますか?
癌性胸水が進行すると、呼吸困難、咳、体を動かす能力の低下などが見られます。
癌性胸水が胸の中に溜まると、息苦しさや咳が出たり、体を動かすことがつらくなったりする症状が多く見られます。胸水の量が少ない場合や、ゆっくりと溜まってきた場合には、自覚症状がないこともあります。
悪性胸水と診断されてからの平均的な生存期間は4~7カ月とされており、この期間にこれらの症状が続く可能性があります。進行すると、呼吸困難が強くなり、横になるのがつらくなることもあります。
また、全身のだるさや食欲の低下、体重の減少などが見られることもあります。酸素が不足し、意識が朦朧としたり、うとうとすることが多くなる場合もあります。この段階では、治療は苦痛を和らげる緩和ケアが中心となります。気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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