癌性胸水の場合、色はどうなりますか?
赤色や茶褐色、あるいは濃い黄色(黄褐色)であることが多いです。
癌性胸水の色は、血が混じった血性(けっせい)と呼ばれる赤色や茶褐色、あるいは濃い黄色(黄褐色)であることが多いです。これは、がん細胞が胸膜の血管を傷つけたり、炎症によって血管から血液成分が漏れ出したりするために起こります。
ただし、がんの種類や出血の程度によっては、通常の胸水のような淡黄色の場合もあり、色だけで癌性胸水だと断定することはできません。正確な診断のためには、採取した胸水の中にがん細胞があるかどうかを顕微鏡で調べる「細胞診」という検査が不可欠です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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