伝染性紅斑(りんご病)が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
りんご病が疑われたら子どもは小児科、大人は内科、妊婦は産婦人科を受診しましょう。
伝染性紅斑(りんご病)が疑われる場合、年齢に応じて小児科または内科を受診しましょう。
伝染性紅斑は主に子どもに多くみられる感染症です。数日の風邪症状の後に赤い頬やレース状の発疹が現れた場合、伝染性紅斑が疑われます。小児科を受診するのが適切です。大人では、発熱後に発疹や関節痛が出現した場合に、伝染性紅斑である可能性があります。内科を受診するのが適切です。
この病気特有の治療法はなく、一般的には自然に治る病気であり、特徴的な発疹が出た頃には、すでに周囲への感染力もほとんどありません。典型的な症状であれば診察だけで診断されることが多く、特別な検査は不要です。したがって、医療機関の受診は必須とは限りませんが、次のような場合には受診を検討するとよいでしょう。
- 発熱が続く、または機嫌が悪い
- 発疹が長引く、かゆみが強い
- 関節痛や貧血症状がある
- 既存の血液疾患や、免疫不全がある
大人、特に女性で関節痛が強く出ている場合には、風疹や膠原病など他の病気との区別が必要になるため、医師の判断で血液検査が行われることもあります。
また、妊娠中の方が伝染性紅斑の子どもと接触した場合や、自分に発疹や体調不良がある場合には、早めに産婦人科を受診してください。胎児に感染が及ぶと、胎児水腫や流産の原因となる可能性があるため、超音波検査や血液検査による経過観察がすすめられます。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
国立感染症研究所感染症情報センター.伝染性紅斑(詳細版).国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/5th-disease/010/index.html(参照 2025-08-19)
CDC. About Parvovirus B19. Parvovirus B19 and Fifth Disease, https://www.cdc.gov/parvovirus-b19/about/index.html(参照 2025-08-19)
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