伝染性紅斑(りんご病)の場合、主にどのような治療をしますか?
りんご病は自然治癒が基本で、対症療法が中心。重症例では専門的治療が必要です。
伝染性紅斑(りんご病)の治療の基本は対症療法です。伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。このウイルス自体を直接治療する薬はないですが、多くの場合自然に治るため、特別な治療は必要ないことがほとんどです。
主な治療法は、対症療法(出ている症状に応じて体を楽にするためのケアを行うこと)です。例えば、
などが挙げられます。
発疹が出る頃には、感染力はほとんどなくなっているため、発疹があるからといって、登園・登校の制限は基本的に必要ありません(学校保健安全法では「出席停止の対象ではない」とされています)。
一方で、注意が必要なケースもあります。特に次のような場合には、医師への相談が必要です。
これらの高リスクの人たちでは、必要に応じて血液検査や超音波検査、入院による管理が行われることもあります。
現在、パルボウイルスB19感染症に特化した抗ウイルス薬やワクチンはありません。手洗いや咳エチケットが感染予防の基本です。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
国立感染症研究所感染症情報センター.伝染性紅斑(詳細版).国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/5th-disease/010/index.html(参照 2025-08-19)
CDC. About Parvovirus B19. Parvovirus B19 and Fifth Disease, https://www.cdc.gov/parvovirus-b19/about/index.html(参照 2025-08-19)
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Bloise S et al. Parvovirus B19 infection in children: a comprehensive review of clinical manifestations and management. Ital J Pediatr. 2024, 50, 261.
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伝染性紅斑(りんご病)
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