伝染性紅斑(りんご病)の潜伏期間はどのくらいですか?
潜伏期間は4〜14日で、症状が出る前が最も感染力が強いです。
伝染性紅斑(りんご病)の潜伏期間は4~14日程度です。
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19の感染によって起こるウイルス感染症です。ウイルスが感染してから、症状が出るまでの期間を「潜伏期間」と呼びます。一般的に、ヒトパルボウイルスB19の潜伏期間は約4日から14日程度とされています。つまり、ウイルスに感染してから、1週間から2週間ほどで症状が現れ始めることが多いということです。潜伏期間は、最長21日間に及ぶ場合もあります。
潜伏期間中は自覚症状がほとんどなく、感染力があるため、知らないうちに周囲の人にウイルスをうつしてしまうことがあります。特に、伝染性紅斑では潜伏期間の終わり頃に、風邪のような軽い症状(微熱、倦怠感、喉の痛みなど)が現れることがあり、この時期が最も感染力が強いとされています。
「りんご病」の名前の由来である、叩かれたような鮮やかでくっきりとした両頬の赤みや、手足や体幹に現れるレース状の発疹、関節痛などの症状は、潜伏期間を経て風邪のような症状が出たあと、さらに数日してから(感染後2~3週間経って)現れます。これらの特徴的な発疹が出て、伝染性紅斑の診断がつく頃には、感染力はほとんどなく、周囲へうつる可能性は非常に低くなっています。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
国立感染症研究所感染症情報センター.伝染性紅斑(詳細版).国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/5th-disease/010/index.html(参照 2025-08-19)
CDC. About Parvovirus B19. Parvovirus B19 and Fifth Disease, https://www.cdc.gov/parvovirus-b19/about/index.html(参照 2025-08-19)
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