エコーウイルスが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
軽症なら子どもは小児科、大人は内科を受診し、危険な症状や新生児では救急受診が必要です。
エコーウイルスが疑われる場合は、子どもなら小児科、大人なら内科やかかりつけ医を受診するのが一般的です。多くは軽いウイルス感染症であり、外来で経過観察や対症療法(症状を和らげる治療)が行われます。
症状としては、発熱、喉の痛み、咳、鼻水、発疹、下痢など、一般的な風邪や胃腸炎に似た症状が多くみられます。そのため、まずは地域の診療所や一般外来を受診すれば十分なことがほとんどです。特に乳幼児では、発熱だけでなく、機嫌が悪い、ミルクや食事を取らない、ぐったりしているなどの変化にも注意が必要です。
一方で、呼吸が苦しい、胸の痛みがある、強い頭痛、首が硬い、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする、けいれんを起こした、水分が摂れず脱水(体の水分不足)が疑われる場合は、救急外来や総合病院を速やかに受診してください。これらは無菌性髄膜炎(細菌が見つからない髄膜炎)、脳炎(脳の炎症)、心筋炎(心臓の筋肉の炎症)など重い合併症のサインである可能性があります。
また、新生児や生後3ヶ月未満の乳児、免疫不全(感染に対する抵抗力が低い状態)の人では重症化しやすいため、症状が軽く見えても早めの受診がすすめられます。エコーウイルスかどうかを症状だけで判断することは難しく、重症化していないかを医師に確認してもらうことが重要です。
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(参考文献)
Srijan Singh, et al. Enteroviral Infections in Infants. . Newborn (Clarksville). 2022, 1, 297-305.
Paul Krogstad. Enteroviruses, Parechoviruses, and Saffold Viruses(In book: Feigin and Cherry's Textbook of Pediatric Infectious Diseases). Elsevier. 2025
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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