成長痛は何歳から起こりますか?
成長痛が最も一般的にみられるのは3歳から12歳です。
成長痛は、主に3~12歳の成長期に見られます。
成長痛は文字通り「成長期に起こる一過性の下肢の痛み」で、特に就学前後から小学校高学年までの子ども(概ね3〜12歳)に多く見られます。統計的には、3歳前後で初めて訴えるケースもありますが、発症の平均年齢は約8.6歳で、ピークは6~10歳頃とされています。
なお、成長痛は身体活動や成長が活発になる時期、またはその前後に起こることが多いのですが、急速な成長そのものが直接の痛みの原因となるわけではありません。女子は男子に比べて、より早期(幼少期)から成長痛を訴える傾向がありますが、思春期には男女差は小さくなる傾向があります。
年齢による特徴は、以下の通りです。
- 3~5歳(就学前):夜間の足の痛みを訴え始めることがあります。
- 6~10歳(小学校低・中学年):最も多く見られる時期で、膝やふくらはぎに痛みを訴える子どもが増えます。
- 10~12歳(小学校高学年):徐々に痛みは減少し、成長痛は自然に消失する傾向があります。
13歳以降の思春期では、成長痛はほとんど見られず、同じような下肢痛があれば、別の疾患(関節炎、疲労骨折など)を考える必要があります。


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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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