排便がない場合、何日から便秘ですか?
一般的には、3日程度排便がない場合には便秘とされます。
排便の頻度は便秘症の診断基準のひとつで、「自発的な排便が、週に3回未満である」というのがひとつの基準です。そのため、排便が平均して3日に1回程度である状態が続けば、便秘症の診断基準のひとつに該当します。
便秘症はそのほかに、便の形状、残便感、怒責(排便時に強くいきむ必要があること)、肛門の閉塞感、困難感などの症状も加味して診断をします。また、「慢性」便秘症という場合には、おおむね3ヶ月程度は、同様の症状が続いている必要があります。
ただし、これらの基準はあくまでひとつの目安であり、実際の診療では、それによって感じているつらさや、生活の困難さなども考慮し、患者さんごとに診断、治療を考えます。
便秘に対しては運動や食事など、生活習慣で対策できる部分もありますが、改善のない場合には飲み薬での治療も可能です。症状が気になる場合には、消化器内科への受診を検討しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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