N−アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
薬の継続、感染・絶食の回避、食事管理が大切です。
N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症の方は、薬の服用、感染予防、食事管理に注意して、アンモニア(体に有害な老廃物)が体内に溜まらないようにすることが大切です。
この病気では尿素回路(アンモニアを無害な尿素に変える仕組み)が弱いため、体が「分解モード」(自分のたんぱく質を壊してエネルギーを作る状態)になる状況を避ける必要があります。
日常生活の基本は、処方されたカルバミルグルタミン酸(尿素回路を動かす薬)や必要に応じた窒素除去薬を、自己判断で中断せず、決められた量と方法で内服することです。また、定期的に血液検査を行い、アンモニアやアミノ酸の値を確認します。緊急時に備えて、もしもの時の対応をまとめたメモや服薬リストを常に携帯することも大切です。
食事については、代謝専門の管理栄養士の指示に従い、年齢や状態に応じた低〜中等量のたんぱく食と十分なカロリー摂取を心がけます。長時間の絶食は避け、少量ずつでも規則正しく食べることが重要です。発熱、感染症、下痢・嘔吐などで食事が取れない場合は、「シックデイ対応」として早めに医療機関へ連絡します。
また、バルプロ酸などアンモニアを上げやすい薬剤は原則避け、新しい薬を使用する際は必ず主治医に相談します。「ぐったりする」「吐く」「様子や性格がいつもと違う」といった初期サインを家族や学校・職場で共有し、異変時には速やかに受診することが重症化予防につながります。
N−アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Nicholas Ah Mew et al.“N-acetylglutamate synthase deficiency: an insight into the genetics, epidemiology, pathophysiology, and treatment”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23776373/,(参照 2026-01-07).
.“小児慢性特定疾病情報センター N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症”..https://www.shouman.jp/disease/details/08_01_011/,(参照 2026-01-07).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
N−アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです