悪性リンパ腫にかかると腫瘍マーカーの数値は変化しますか?
sIL2₋R(可溶性インターロイキン2受容体)という腫瘍マーカーが上昇することがあります。
悪性リンパ腫では、sIL-2R(可溶性インターロイキン2受容体)という腫瘍マーカーが上昇することがあります。治療経過の評価や再発時の指標として用いられることがあります。
ただし、悪性リンパ腫でもsIL2₋Rの値が変化しないことが多く、反対に悪性リンパ腫でなくてもその他の原因で変化することもあります。
したがって、悪性リンパ腫であるかどうか、あるいは病状の進行度や転移の有無を腫瘍マーカーの値だけで確定することはできません。
腫瘍マーカーの検査は、あくまで診断の補助や治療効果判定、経過観察の一助として用いられ、他の検査結果や臨床症状との総合判断が重要となります。
腫瘍マーカーの検査は、がんの診断の補助や、診断後の経過観察、治療の効果判定などを目的に行われます。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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