悪性リンパ腫で骨髄浸潤がみられる場合の症状はどのようなものがありますか?
貧血になったり、出血しやすくなったりします。また、感染症にかかって全身症状が悪化するリスクも高まります。
骨髄浸潤は、骨髄にリンパ腫のがん細胞が入り込んでいる状態です。
骨髄は血液を造る場所であるため、骨髄浸潤がみられる場合には赤血球減少による貧血、血小板減少による出血傾向、そして白血球減少に伴う感染症リスク上昇などが起こりやすくなります。
これらにより、発熱や倦怠感、出血斑、頻回の感染症などの症状がみられることがあります。貧血になったり、出血しやすくなったりします。
感染症にかかって全身症状が悪化するリスクも高まります。また、骨髄浸潤がみられる場合はがんが進行していることが考えられます。
悪性リンパ腫の初期では、首や腋の下、足の付け根などのリンパ節の多いところに、通常痛みのないしこりがみられます。
がんが進行して全身に広がっている場合には、原因不明の発熱や寝汗、体重減少などが起こることもあります。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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