悪性リンパ腫と白血病の違いはなんですか?
悪性リンパ腫は白血球の一種であるリンパ球のがんで、白血病は血液細胞の異常増殖によるがんです。
悪性リンパ腫は、リンパ節やその他のリンパ組織内で腫瘤(しこり)を形成するなどしてがん化する病気です。
悪性リンパ腫は、100種類以上の病型があり、がん細胞の形態や性質によって、大きくB細胞リンパ腫、T/NK細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫に分かれます。
一方で白血病は、主として骨髄内で血液細胞の前駆細胞が制御不能に増殖し、未熟な白血球系細胞が血液中に放出され続けることで起こる病気です。
通常、血液細胞は骨髄で作られ、成熟してから血液中に放出されますが、白血病ではこの過程がうまくいかず、未熟な細胞がどんどん増えてしまいます。
簡単に言うと、白血病は「血液のがん」で、異常な血液細胞が体中に広がってしまう病気です。これにより、正常な血液細胞が減ってしまい、貧血や感染症にかかりやすくなったり、出血しやすくなったりします。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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