悪性リンパ腫と白血病の違いはなんですか?
悪性リンパ腫は白血球の一種であるリンパ球のがんで、白血病は血液細胞の異常増殖によるがんです。
悪性リンパ腫は、リンパ節やその他のリンパ組織内で腫瘤(しこり)を形成するなどしてがん化する病気です。
悪性リンパ腫は、100種類以上の病型があり、がん細胞の形態や性質によって、大きくB細胞リンパ腫、T/NK細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫に分かれます。
一方で白血病は、主として骨髄内で血液細胞の前駆細胞が制御不能に増殖し、未熟な白血球系細胞が血液中に放出され続けることで起こる病気です。
通常、血液細胞は骨髄で作られ、成熟してから血液中に放出されますが、白血病ではこの過程がうまくいかず、未熟な細胞がどんどん増えてしまいます。
簡単に言うと、白血病は「血液のがん」で、異常な血液細胞が体中に広がってしまう病気です。これにより、正常な血液細胞が減ってしまい、貧血や感染症にかかりやすくなったり、出血しやすくなったりします。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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非ホジキンリンパ腫
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「非ホジキンリンパ腫」とはどのような病気ですか?
血液の細胞であるリンパ球ががん化する病気で、リンパ節が腫れたり、熱が出ることが特徴です。
非ホジキンリンパ腫の原因は何がありますか?
免疫、ウイルスや細菌などの感染症、環境要因、遺伝的要因などが関与することがありますが、ほとんどの原因は明らかになっていません。
非ホジキンリンパ腫ではどのような症状がありますか?
首やわき、鼠径部のリンパが腫れることがあります。体重の減少、発熱、異常な発汗などの症状が見られることもあります。
非ホジキンリンパ腫には初期症状はありますか?
初期症状として、首やわき、鼠径部のリンパが腫れることがあります。体重の減少や発熱が見られることもあります。
非ホジキンリンパ腫の場合、主にどのような治療をしますか?
抗がん剤や特定の分子を標的とした薬剤による治療が主となります。放射線治療を行うこともあります。
非ホジキンリンパ腫が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
血液のがんの一つなので、血液内科の受診をおすすめします。
非ホジキンリンパ腫のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
非ホジキンリンパ腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
抗がん剤や特定の分子を標的にする薬剤が使用されます。免疫力低下、貧血等の副作用が見られることがあります。
非ホジキンリンパ腫の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
病気や治療の影響により感染症に弱くなります。身の回りの方も含めて、手洗い・うがいなどの感染症対策が必要です。
非ホジキンリンパ腫の生存率(生命予後)はどのくらいですか?
非ホジキンリンパ腫の生命予後は、遺伝子の性質やがん細胞の量、年齢など多岐にわたる因子に依存します。
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