悪性リンパ腫で抗がん剤を6クール行う場合、期間にするとどのくらいですか?
悪性リンパ腫に対する抗がん剤治療に要する期間は、1クール21日とした場合、6クールで約126日間になります。
悪性リンパ腫で抗がん剤を6クール行う場合の治療期間について、悪性リンパ腫の一種である非ホジキンリンパ腫を例に解説いたします。
非ホジキンリンパ腫の組織型では、日本人の場合、B細胞性リンパ腫が70%を占めるといわれており、なかでもびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫 (DLBCL) の頻度が最も高く、非ホジキンリンパ腫の約30~45%を占めると言われています。
そのDLBCLの標準治療として行われているのがR-CHOP 療法です。R-CHOP 療法は5つの薬剤を組み合わせて行う抗がん剤治療の一種で、1クール21日とした場合、6クールで約126日間になります。
ただし、あくまでもスケジュールには個人差があるので、治療期間についての詳細は専門医に相談することが大切です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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