慢性骨髄性白血病の治療費が高額だとよく聞きますが、支援を受けた場合のおよその自己負担額を教えてください。
慢性骨髄性白血病の治療費は公的保険を利用しない場合、月数十万円ですが、高額療養費制度や助成制度を活用すれば、1万円以下に抑えられる可能性があります。
公的保険を利用せず薬の定価を全額負担すれば、月に数十万円かかることがあります。
しかし、健康保険と高額療養費制度を組み合わせれば、所得水準にもよりますが、月8万~10万円前後に抑えられることが一般的です。
さらに小児慢性特定疾病医療費助成制度や高額療養費制度を利用すると1~2万円台に収まる可能性もあり、各種補助制度を併用することで数千円~1万円程度まで軽減できるケースもあります。
最終的な金額は個々の制度適用状況や所得などで変わりますので、まずは主治医・ソーシャルワーカー・自治体窓口へ相談し、必要な手続きを行うことをおすすめします。
ご不明点や具体的なシミュレーションが必要な場合は、公的保険の専門部署やNPO法人へ問い合わせると詳細を確認できるでしょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
慢性骨髄性白血病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ