慢性骨髄性白血病の場合、血液検査の数値はどのくらいですか?
慢性骨髄性白血病は、白血球や血小板増加を伴い進行し、急性転化期では芽球が30%以上に増加します。
慢性骨髄性白血病(CML)は、白血球や血小板の増加がみられるものの、自覚症状が乏しい慢性期に多くの患者さんが診断されます。
病状は移行期を経て、未分化な芽球の増加に伴い、急性白血病に類似した急性転化期へと進展します。
ここでは、CMLの移行期の定義と関連する血液検査の数値を紹介し、無治療の場合における血液検査結果の変化について説明します。
- 白血球数:1万/μl以上に増加し、病状が進行します
- 血小板数:100万/μl以上が持続するか、または10万/μl以下に低下し続けます
- 好塩基球の割合:20%以上に達します
- 芽球の割合:10~19%となります
さらに、急性転化期に進行すると、血液または骨髄中の芽球が30%以上に増加します。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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