チロシンキナーゼ阻害薬を使用した場合の余命(生存率)はどのくらいですか?
チロシンキナーゼ阻害薬を慢性骨髄性白血病の慢性期で使用した場合、生存は10年以上望める可能性がありますが、急性転化期では余命が数ヶ月から数年に短縮する場合があります。適応は主治医に相談してください。
チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の効果によって、慢性期の慢性骨髄性白血病の患者さんは10年以上の生存が望めるようになりました。
一方で、TKIの効果が十分でないケースや、急速に進行する「急性転化期」に移行した場合には、余命は短くなり、数ヶ月から数年程度と見込まれています(2023年報告)。
実際にチロシンキナーゼ阻害薬の適応があるかどうかは患者さん一人ひとりで異なるため、具体的な内容に関しては主治医と相談することをおすすめします。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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