間質性肺炎を発症しやすい年齢はありますか?
50歳以上で発症することが多く、加齢は間質性肺炎の発症の危険因子のひとつとなっています。
間質性肺炎は、50歳以上で発症することが多く、加齢は間質性肺炎の発症の危険因子のひとつとなっています。
ただし、間質性肺炎にはいくつかの種類があり、それにより発症しやすい年齢や性別は異なっています。
最も頻度の高い特発性肺線維症(IPF)は、一般的に中年以降、特に50歳以上で発症することが多いとされています。肺移植の適応基準においても、若年IPFの患者さんは診断後すぐに肺移植を検討する必要があるとされています。
一方で上葉優位型肺線維症では若年発症もまれではないとされています。
間質性肺炎は高齢者で多いですが、若年者でも間質性肺炎を発症する可能性はあります。 特に若年者で間質性肺炎が疑われる場合は、専門医による診断と治療が重要となります。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
日本呼吸器学会 びまん性肺疾患診断・治療ガイドライン作成委員会.特発性間質性肺炎 診断と治療の手引き2022(改訂 第4版).2022,株式会社 南江堂.
日本呼吸器学会.“D-01 特発性間質性肺炎”.日本呼吸器学会.https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/d/d-01.html,(参照 2024-10-28).
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター「間質性肺炎」は肺炎とは異なる別の病気です
Raghu G, et al.特発性間質性肺炎(指定難病85).難病情報センター,https://www.nanbyou.or.jp/entry/156(参照 2024-10-28)
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