RSウイルス感染症に2歳までにかかってない場合、どうなりますか?
今後の成長過程で感染すると考えられます。過去に感染し、気がつかないうちに治癒した可能性もあります。
RSウイルス感染症は、2歳までにほぼ100%が1度はかかるとされています。また、生涯にわたって繰り返し感染します。
RSウイルス感染症は、時に肺炎や呼吸不全といった重い症状を呈することがありますが、鼻水、発熱、咳などの軽い風邪症状のみで自然に軽快することも多く、症状が軽かったために感染に気がつかずに治った可能性も否定できません。
もし2歳までにかかっていない場合でも、RSウイルスは日本を含め世界中に分布しているため、3~6歳など、どこかのタイミングではかかると考えられます。
乳幼児に比べて年長児では、RSウイルス感染症が重症化するリスクは低いため、2歳までにかかっていないことを、必要以上に不安に感じることはありません。
一方で、心臓や肺に基礎疾患があると、乳幼児期を超えても重症化する可能性があるため、該当する場合は注意しましょう。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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