胸膜炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
胸膜炎の治療で薬が効かない場合、原因の再評価と追加の治療が必要になります。
胸膜炎の治療で薬が効かない場合、原因の再評価と追加の治療が必要になります。
以下の点を考慮し、医師と相談することをおすすめします。
1. 原因の再評価(診断の見直し)
感染が原因の場合
抗生物質が効かない場合、細菌の種類に適した薬剤が選ばれているか確認が必要です。
薬剤耐性菌の可能性がある場合、培養検査の結果をもとに別の抗生物質に変更されることがあります。
結核性胸膜炎の場合
抗結核薬の効果が不十分な場合、薬の組み合わせを調整することがあります。
自己免疫疾患が原因の場合
免疫抑制剤やステロイドの調整が必要なことがあります。
2. 胸水の管理(胸腔ドレナージ)
薬が効かず、胸水が多くたまっている場合は、胸腔ドレナージ(胸水を抜く処置)を行います。
細菌性胸膜炎が進行して膿胸へと進展した場合、胸腔ドレナージを実施しても膿が十分に排出されないことがあり、その場合には外科的手術が必要となります。
がん性胸膜炎などで胸水が繰り返したまる場合は、胸膜癒着術(胸膜を癒着させて胸水がたまりにくくする処置)を検討することもあります。
3. 炎症や痛みの管理
薬が効かない場合、鎮痛剤の変更が考慮されることがあります。
4. 追加検査(原因不明の場合)
薬の効果がない場合、別の病気が隠れている可能性があります。
CTや胸腔鏡検査(内視鏡で胸膜を直接観察する検査)を行い、がんや膠原病、その他の慢性炎症性疾患が関与していないかを確認することがあります。
薬が効かない場合は、自己判断せずに早めに主治医に相談し、治療の見直しを検討することが重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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