胸膜炎の痛みはどのような特徴がありますか?
鋭く刺すような胸の痛みが多く、特に深呼吸で痛みが強くなるのが特徴です。
胸膜炎の痛みには、いくつかの特徴的な性質があります。
まず、鋭く刺すような胸の痛みが多く、特に深呼吸、咳、くしゃみ、体を動かしたときに痛みが強くなるのが特徴です。
これは、肺の動きによって炎症を起こした胸膜がこすれ合うためです。
通常、痛みは胸の片側に限局して感じられ、呼吸のたびに痛みが増すため、自然と呼吸が浅くなり、息苦しさを感じることもあります。
また、胸膜炎の痛みは持続的ではなく、呼吸に連動して強まったり弱まったりする点も特徴です。
炎症が横隔膜に及んでいる場合には、肩や背中に放散する関連痛として現れることもあります。
進行して胸水が多く溜まると、かえって痛みが軽減することもありますが、その代わりに呼吸困難が目立つようになることがあります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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