胸膜炎で仕事を休む目安はどのくらいですか?
一般的には少なくとも数日から1~2週間程度の安静が必要です。
胸膜炎で仕事を休む期間の目安は、症状の程度や原因によって異なりますが、一般的には少なくとも数日から1~2週間程度の安静が必要とされます。
例えば、軽度のウイルス性胸膜炎であれば、自宅療養で回復することが多く、発熱や胸痛などの急性症状が落ち着けば、1週間前後で職場復帰が可能です。
ただし、無理をすると症状が長引く恐れがあるため、体調が安定するまで無理は禁物です。
一方、細菌性胸膜炎や結核性胸膜炎、がん性胸膜炎など、入院や継続治療が必要な場合は、回復に数週間以上かかることがあり、主治医の指示に従って職場復帰の時期を判断することが重要です。
特に体力が低下している時期や、胸痛・呼吸困難が残っている間は、職務内容に関わらず、安静を優先する必要があります。
復職にあたっては、通勤や業務の負担を考慮した段階的な復帰も検討されるとよいでしょう。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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